スウェーデン製の新型バス

5.0
旅行時期：2019/04（約7年前）

by OE-343さん（非公開）

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スウェーデン製(車体はオーストラリア製)の新型バス。「フルフラットバス」との触れ込みで、ついに日本にもヨーロッパのバスが路線バスで上陸しました。確かに、日本製フルフラットバス、殆どありませんね。座席数後が突然増えると言う事は無いわけですが、後ろの方にも人が流れてきて使いやすくなるわけですし、ヨーロッパ製の座席もよくできているので、大変良い車両と思います。

そして何よりも、西日本車体工業が解散して以来、日本のバスメーカーがJ-BUS(市内タイプはいすゞ、高速タイプは日野)と三菱だけになって日本のバスのレベルがマンネリ化により非常に低下している感がありますので、ヨーロッパメーカーの進出は大歓迎であります。いっそ、かつての日産ディーゼルフィリピンのように、アジアに工場を作って、日本や韓国向けにバスを大量生産していただければ、日本のマンネリ化した路線バス産業に新たな風を吹き込んでもらえる、ということで期待したいのですが。。。まず、日本製ノンステップバスの、市内バスタイプしか標準仕様を設定しない流れが理解できません。地方路線に投入する場合には、長距離タイプの車椅子対応バスが絶対に必要なのですが、日本メーカーは特注でしか作りません。なので高いわけです。

ヨーロッパのメーカーは、バスの事情は詳しくありませんが鉄道車両においてはモジュール構造が得意で、床がフラットであれば座席を長距離仕様に交換することなども比較的容易であると思われるので、そういうところも頑張っていただければと思います。まずその第一歩として、典型的な通勤路線バスである都営バスでの活躍が期待されます。

で、4トラ編集部から「どこが満足でどこが満足でなかったのか」について書け、と散々メールがくるので、どう満足したかを書きますと、単純に「珍しいメーカーの車両に乗れた」と言うだけで、乗り物好きとしてはひとまず満足です。