江戸期の天才技師
- 4.0
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by はちのすけさん(男性)
金沢 クチコミ:164件
犀川から金沢市に流れる約11キロの用水路だが、途中がすごい。犀川から兼六園の霞ケ池に注ぎ、そこから金沢城の白鳥掘に下がり、内堀に上がり、二の丸にまで上がり、再び内堀、大手掘を経て市中に流れていく。ここの水流の上がり下がりはサイフォンの原理および逆サイフォンの原理を応用したというが、江戸時代でここまでできるのかと驚いてしまう。担当技師は小松の町人、板屋兵四郎という人だ。身分に関係なく天才を見いだして抜擢した殿様もすごいが。用水の水は農地をも潤し、加賀百万石のコメを生産したのだ。辰巳用水は兼六園やその周辺市役所近くなどそこここで見えるが、国の文化財に指定されている。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/03/03
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