神田出世不動尊

ビルに挟まれ小ぢんまりしている不動尊です

3.5
旅行時期：2019/01（約5年前）

神田・神保町クチコミ：162件

　JR神田駅界隈を散策の折立ち寄ったのが、駅南西側の出世不動通り沿いの千代田区内神田２丁目にあるここ神田出世不動尊で、ビルに挟まれ小ぢんまりしているので一寸分かり難かったです。
　JR神田駅から出世不動通りを行けば分かるだろうと思い入って行ったものの、ビルに挟まれ気付き難く通り過ぎてしまったが戻りながら探して分かった次第です。
　お堂の右手前に由来書があり見ると、概要だが
　江戸城内一ッ橋徳川水戸家の表鬼門除けとして祭祠されたのが始まりで、戦災により本堂は焼失したが、御本尊は九州天草に難を逃れ幸い事無きを得、戦後は神田鎌倉町の要請を受け、出世不動通りが中心となってご守護することになり、節分豆撒式や毎月２７日のお縁日が行われている。
　今の本堂は、昭和６３年に完成し、これを機に「出世不動尊奉賛会」を結成し、お守りいている。
　とのことです。
　小ぢんまりしたお堂で、扉の右手に「御真言」が貼ってあり、中を覗くと、横格子の鉄パイプでしっかり守られた祭壇に祀られた御本尊の表情が、いささか怖く見えたので、悪いことなど何もしてないのにぃ～と思いつつ覗くのを直ぐやめた次第です。
　ここ神田出世不動尊は、JR神田駅南口からやや離れていて一寸分かり難いが、散策の折などに立ち寄ってみては如何でしょう。