装飾がなく簡素だが重厚感がある建物です

3.5
旅行時期：2019/01（約7年前）

神田・神保町クチコミ：162件

　JR神田駅界隈を散策の折、普通のビルが建ち並ぶ中に、低層でがっちりし角ばった見るからに昭和期初めの建築物と思えるビルに目を惹かれ、立て看板を見ると「山梨中央銀行」だった。
　近付き改めてみると、装飾がなく簡素な角柱と壁、窓だけの重厚な建物で、１階の窓には鉄格子が取り付けられ、昭和期初めに建てられた地方銀行と言った感じがします。
　通り掛かったのが休日だったので玄関は、鉄扉だろうかピシッと閉まっていました。
　ところで、竣工が昭和４年 (1929) とのこと。
　ということは、戦災をくぐり抜け地震にも耐え現役の銀行として続いていることに感心した次第です。
　また、千代田区の「景観まちづくり重要物件」として、平成１５年度 (2003) に指定されています。
　ここ山梨中央銀行東京支店の建物は、小ぢんまりして簡素だが重厚感があり、千代田区の「景観まちづくり重要物件」に指定されているので、近くを通られた折などに眺めてみては如何でしょう。