福岡市博物館

福岡の歴史を知るのに最適な場所

4.0
旅行時期：2019/01（約5年前）

by haneさん（非公開）

博多クチコミ：1件

古代から海外に開いていた福岡の歴史を学べる場所です。
教科書で一度は見たことがある、あの金印「漢委奴国王印」が展示されているのもここ(常設展の最初にいきなりあってびっくり)。
そして遣隋使・遣唐使の船の模型も立派だし、元寇、そして大河ドラマにもなった黒田官兵衛・長政親子による福岡城築城、黒田武士と福岡52万石の繁栄、文明開化、そして現代、博多山笠…盛りだくさんです。
企画展示室には黒田官兵衛の臣下で黒田武士の代表格・母里太兵衛(大河ドラマでは速水もこみちさん)の呑み取りの槍「日本号」も通年展示されています。もこみち太兵衛なら振れそうだけど、当時の日本人の平均身長を考えるとものすごい長さ。他にも年始から数ヶ月は黒田家に伝わった刀剣、槍や薙刀、書画のお軸などの展示もあってこちらも素晴らしいです。

博物館の建物自体も立派で、前庭には大きな池、中に入ると広い吹き抜けのホールが広がります。
ただ建物は大きいのに展示室自体はそれほどでもなく、どこで入場券を買うのかも最初分からず(展示室入口前にひっそりとある)、ホールの奥の劇場のような大階段を上がらなくてはならないのは…。とっても綺麗な作りなんだけど…。
お手洗いも、和式が多いのは個人的にちょっとマイナスポイント。
高層マンションに囲まれたウォーターフロント地区にあるので、地下鉄西新駅からだと15～20分歩きます。