富士塚が破却されたものを積み上げた小山 とのことです
- 3.5
- 旅行時期:2018/12(約7年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
秋葉原 クチコミ:53件
秋葉原界隈を散策の折、訪ねた柳森神社の鳥居をくぐり境内に下りる石段の右手にあるのが、この富士講関係石碑群です。
ここ柳森神社は、かつて駿河富士宮浅間神社から分祠した富士浅間神社を合殿・合祀した富士講に関わりが深い神社であり、富士塚なども境内に築かれていたと思われている 由。
が、戦後富士講が廃れ、昭和35年 (1960) に富士塚は破却された際、余った黒ぼくの石を境内の東南隅に積み上げて小山を築き、この周辺に富士講石碑群を設置し直し、石碑だけが富士講の信仰の痕跡として残されることになった とのことです。
他で見掛ける富士塚とは姿が違うが、この石碑群は、江戸時代以降、昭和初期まで当地域に存在した富士講に関わる記念碑であり、千代田区内とその周辺におけるこの時代の信仰の一端を示してくれる貴重な資料なので、平成10年4月千代田区指定有形民俗文化財になっています。
この石碑群には、富士講などについても詳しく記された説明板があり良く分かりとても助かります。
また、この石碑群を初め他にも、ここ柳森神社には見るものなどがいろいろあるので訪ねてみることをお勧めします。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄・岩本町駅出入口A2から北西方向に徒歩2分位かJR秋葉原駅中央口から南方向に徒歩3分位の柳原通りのJR架道橋東側の柳森神社境内です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- たまに参拝者などに会った位でした
- バリアフリー:
- 2.0
- 石碑群の前はほぼ平坦だがここに来るのに石段を下りなければならないのが大変です
- 見ごたえ:
- 3.5
- 詳しい説明板がるので良く分かるが他で見掛ける富士塚の姿と違うのが寂しく思います
クチコミ投稿日:2018/12/31
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