井上馨像の横に所郁太郎顕彰碑
- 3.5
- 旅行時期:2016/08(約9年前)
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by sio爺さん(男性)
湯田温泉 クチコミ:8件
井上馨は天保6年(1836)、長州藩士・井上光亨の次男として周防国湯田村(現・山口市湯田温泉)に生まれ、嘉永4年(1851)に兄とともに藩校・明倫館に入学した。松下村塾には入っていないようだ。安政2年、藩主毛利敬親公の江戸参勤に従い下向、江戸で伊藤博文と会い、江川太郎左衛門などに蘭学を学んだ。
幕府の第一次長州征伐に際し、武備を怠らずに恭順することを唱えたため、藩の保守派(俗論党)に睨まれ、山口の政事堂から湯田の自宅に帰る途中、刺客に襲われた。瀕死の状態で家に運ばれた井上馨を、たまたま訪れていた美濃の浪士で医術の心得のある所郁太郎が、畳針で傷口を縫い合わせ、井上馨は命拾いをしたそうだ。井上馨像の横に所郁太郎顕彰碑があるのは、その所郁太郎の功績を讃えるためだろう。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/12/05
いいね!:16票
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