この辺りの坂では坂らしくそれなりに傾斜がある通りです

3.0
旅行時期：2018/10（約7年前）

神田・神保町クチコミ：162件

　JR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口から明大通りを散策の折通ったところで、明大通りと東側の本郷通りの間のそれ程広くなく静かなお茶の水仲通りの一部が池田坂です。
　坂上は、ニコライ堂の西側で雁木坂との交差点、坂下は、NTT駿河台ビルの北東角で甲賀坂などとの交差点なので１００数十ｍと短いが、この辺りの坂では坂らしくそれなりに傾斜がある通りです。
　坂途中にある標柱の説明書きを見ると、
　千代田区内に多く存在する人名にちなんで名づけられた坂道の一つで、この坂に面して九百石取りの旗本池田家の屋敷があったことから名付けられました。
　また、池田家に唐犬がいたため、唐犬坂という別名もあります。
　とのこと。
　書き出し部分によると、千代田区内に多く存在する人名は坂名になるのかと不思議に感じたが、後半部分を見ると、よくある坂名の付け方で納得したところです。
　坂名の由来はさておき、ここ池田坂は、この辺りの坂名が付いている通りとしては、それなりに傾斜があり坂ということが分かる通りです。
　近くの坂名が付いた通りと併せて歩くと、坂にもいろいろあるものだと興味が湧いてくると思うので機会があれば、近くの坂と併せて歩いてみては如何でしょう。