タイ語で「宝物」を意味する店名。その名がついたビーフン炒めが美味しかった。禁煙。カード使えるのもいい。

4.0
旅行時期：2018/10（約7年前）

新宿クチコミ：15件

メニューを見ると、意味はよくわからないながら、見た目には懐かしいタイ料理の写真がたくさん並んでいた。店名にもなっている「バッタイ　ゲウチャイ」（１０８０円）を注文。あとで調べれば、バッタイとは、タイの屋台または地元の食堂で提供される、ライスヌードルを炒めた料理だという。「ゲウ」とはタイ語で「ガラス」、「チャイ」は「心」を表し、合わせて「大事なもの、宝物」を意味するのだそうだ。

まもなく出てきて、一口味わったところ、ビーフンの炒め物だった。むろん、いろいろな食材が混じり、調味料もいろいろだ。それらが相まって、とても美味しかった。以前たずねたバンコクの屋台で食べたのを思い出した。同じものかどうかわからないが、食材や味付け、香りなど、タイそのものだった。

ほかに「クイチャイ＝タイ式ニラ餃子」（６９１円）、「ガイ　バッ　バイクラバオ＝豚肉のバジル炒め」（８６４円）も頼み、チャーンビール大瓶（９１８円）でのどを潤しながらゆっくり味わった。ほかのテーブルを見渡すと、明らかにタイ人と思われる若者たちがけっこう来ていた。

新宿の靖国通り沿いにある。大ガードをくぐって東に抜けてから歩いて、３、４分。ビルの２階にあるので、ときどき見上げながら歩くと、濃紺地に真っ白い文字で大きな店名が見える。階段を上がって、中に入ると意外に広い。左側の靖国通りに面したカウンター席が視界が広いので気持ちがよい。カードが使える。全面禁煙。