玉川上水整備に貢献した兄弟

3.5
旅行時期：2018/04（約8年前）

by Ptravelerさん（男性）

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玉川庄右衛門・清右衛門の墓は、稲荷町駅北東の聖徳寺内にある。墓石は直方体の石の上に屋根のような形状の石がのっているユニークなデザインである。お勧めの点は、庄右衛門・清右衛門の兄弟は江戸の町人で玉川上水開削工事を請け負って工事を行ったこと、玉川上水は承応年間、4代将軍家綱の命により羽村から四谷大木戸に至る43キロの導水部や、江戸城内や四谷、京橋方面の給水地域が整備されたこと、玉川庄右衛門・清右衛門の兄弟は近世都市江戸の水道施設建設の功績により200石の扶持を賜り玉川上水役に任ぜられたこと、このように玉川庄右衛門・清右衛門の兄弟は江戸市民の水道施設整備に多大な貢献をしたものであり特に江戸時代の水道施設や土木工事技術に関心のある人にとっては訪問する価値があることである。