白鬚橋のたもとにある
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- 旅行時期:2018/04(約8年前)
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by Ptravelerさん(男性)
浅草 クチコミ:786件
対鴎荘蹟碑は白鬚橋の橋場側のたもとにある。対鴎荘は明治時代の政治家三条実美の別邸であった。征韓論をめぐり政府内で対立が続いていた頃、太政大臣の要職にあった実美は心労により病に倒れ、この別邸で静養していた。明治天皇は病床の実美を気遣いこの邸を訪れてた。この石碑はこれを顕彰して建立したものである。石碑は比較的新しく高い直方体で名称がしっかりと刻まれている。お勧めの点は、三条実美は内閣総理大臣や貴族院議員などを歴任した明治政府の最高首脳人物の一人であること、この石碑からも分かるように明治天皇にとって三条実美は重要な人物であったこと、三条実美が別荘で静養していたことは征韓論をめぐり政府内の激しい議論があったことを示すものであること、これらのことから特に三条実美や、当時の征韓論をめぐる政府内の議論、明治天皇に関心のある人にとっては訪問する価値があることである。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2018/10/18
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