昔日の面影は何もなく大きなビル脇に説明板があるのみです

3.0
旅行時期：2018/10（約7年前）

御茶ノ水・本郷クチコミ：155件

　１０月というのに真夏日になり暑い日だったが天気が良かったので、文京区の御茶ノ水・本郷辺りを散策した折通り掛かったところの一つが、ここ本郷座跡で、大きなビル脇の植込みにかなり立派で綺麗な説明板だけがあります。
　それを見ると、概要だが
　明治６年 (1873) に本郷在住の奥田氏が「奥田座」を開設したのが始まりで以後改称され、歌舞伎の名優の出演や新派の上演などし盛況を極めた。
　大正１２年 (1923) の関東大震災で焼失したが、翌年バラック建てで再興、昭和２年 (1927) に新装され、昭和５年 (1930) 歌舞伎上演を最後に、常設映画館に転向した。
　この度の戦災で跡かたもなく焼失し、昔日の面影を伝えるものは残っていないが、明治・大正期における演劇文化の拠点の地として貴重な史跡である。
　とのこと。
　これらのことから貴重な史跡ということは分かるが、現在昔日の面影を伝えるものは何もなく、大きなビル脇にかなり立派で綺麗な説明板があるのみなので、更に当時の写真などがあればより分かり易く親切ではと思い、一寸物足りない感じがした次第です。
　綺麗な説明板と併せて写真などが加えられることを期待したいところです。