徳川家康が江戸入国の折社を造営奉還した稲荷神社です

3.5
旅行時期：2018/10（約7年前）

御茶ノ水・本郷クチコミ：155件

　１０月というのに真夏日になり暑い日だったが天気が良かったので、文京区の御茶ノ水・本郷辺りを散策した折立ち寄ったところの一つが、ここ三河稲荷神社で、細い通り沿いに鳥居がある小ぢんまりした静かな境内です。
　拝殿左手前にある青銅 (多分) 製の浮彫の由緒書きによると、概要だが
　当社は三州碧海郡上野庄稲荷山に鎮座して、徳川家康三州在城の際崇敬が非常に厚く神徳を感じ、天正１８年 (1590) 江戸入国の折社を吹上に造営奉還。
　その後、移住奉還、鎮座遷座をし、明治２６年 (1893) 本郷給水所設置により現在地に遷座。
　大正１２年 (1923) の関東大震災により全焼するも翌年本殿・幣殿・神楽殿・社務所完成、社務所は昭和５８年 (1983) 改築。
　とのこと。
　徳川家康の崇敬厚く神徳を感じ、江戸入国の折社を造営奉還した稲荷神社にしては、小ぢんまりとし一寸寂しい感じがするところです。
　ここ三河稲荷神社は、大通りから奥で静かなところにあり、社殿が関東大震災後の完成とはいえ歴史があるので訪ねてみては如何でしょう。