ご利益のほどは? 隣の病院通いの患者には、長命寺という名前は、ついお参りしたくなる名前だ。
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- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
練馬 クチコミ:84件
練馬高野台の長命寺は慶長18年(1613年) に創建されたという由緒ある古刹だ。
山号から「東高野山」と呼ばれているが、地名は「たかのだい」だ。
以前は、西武池袋線石神井公園駅からかなり歩いたが、練馬高野台駅(西武線には鷹の台駅があったので練馬と付く)が開設されてからは5分ほどで便利になった。笹目通りから「順天堂大学練馬病院前」の信号を西に折れれば百メートル余りと近くて駐車場もある。
ここの会館で行われた大きな葬儀に参列した記憶はあるが、ゆっくりと参拝したことはなかった。なぜか南北に長くではなく東西に長い境内で、南側道路に面した大きな山門のほかに、東向きの参道と東門があって笹目通りから住宅地の中を通って雰囲気がある。境内は広く、築地塀がめぐらされている。伽藍も多い。西側には墓地が広がる。
2005年に駅との間の小学校跡地に順天堂大学医学部附属練馬病院が開業し、患者を集めていて、最近は大繁盛だ。病気で長生きを願う患者にとっても、長命寺という名は魅力的で、ご利益を病人も多いであろう。大繁盛で、墓地のすぐ西隣に病院も増設建設中で、乱立する薬局とともに、門前に病院町が出現しそうな勢いだ。日々お通夜やお葬式が行われる会館の前を通って通院や、入院患者のお見舞いするのも気が滅入るかも知れないが、病院の隣が墓地というのも、人生を象徴しているようだ。
長命のご利益があらんことを願って参拝を終える。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/10/07
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