太田道灌が、雨に降られ、蓑を所望したところ、山吹の花を一輪、差し出された逸話のある山吹の里の碑です。
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- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by さいたまさん(男性)
早稲田・高田馬場 クチコミ:32件
太田道灌が、雨に降られ、蓑を所望したところ、山吹の花を一輪、差し出された逸話のある山吹の里の碑です。
あばら家に住む少女から山吹を一輪のみ差し出された太田道灌は、憤慨しましたが、「七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだになきぞわびしき」という和歌を意味していることを、教えられ、恥じ入り、その後、和歌の勉学に励んだという逸話を知りました。
少女の教養の深さを思いつつ、新鮮な共感を覚えました。
後拾遺和歌集の中で、兼明親王が詠んだ和歌のようですが、その和歌を知っていて、かつ蓑を所望した客人に、咄嗟に、蓑と実のを掛けて応対するという機敏な才覚に感銘を受けました。
現在の学校教育にも、取り入れられていることを知り、重ねて和歌と学校教育の奥の深さに感じ入った次第です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/09/27
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