一方通行の分かれ道は、車社会では皮肉に感じる
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- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
練馬 クチコミ:84件
どんな名所かと期待して行って見たが、現在ではただの分かれ道に立つお地蔵さんで、期待外れ。
現在は、両方共狭いので、車は一方通行で、分かれ道にならないのは皮肉に感じる。
但し、道は由緒ある「ふじ大山街道」で、千年以上も前からの旅人の歩く姿が頭に浮かぶ。
東は、中山道の志村一里塚の先で西へ分かれる道に「是より富士山大山道」と刻まれているという。川越街道の下練馬宿を通り、田無、国府であった府中を経て西は丹沢の大山に至る、古来からの参拝ルートとされている。明治期に「富士街道」に変わったという。
東側手前の春日町は、明治期には練馬の中心部であった村落で、法務局も置かれている。
一方、ここで分れて西北に向かう「はしど道」は、大泉の橋戸を指し、橋戸小学校や公園に僅かに名前が残っている。現在は「北原通り」と呼ぶ人が多い。
お地蔵さんの知識はないので、解説板を読むと、左手に宝珠、右手に錫杖を持つ延命地蔵の普遍的な姿を示すという1775年の建立。昔は新生児や幼児の死亡率が高く、お地蔵さんにお参りする人が多かったのであろう。現代では、病気の人だけでなく年配者でも延命を願って手を合わせる。
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2.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 1.5
クチコミ投稿日:2018/09/19
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