氷川神社参道の氷川参道は、中山道から、武蔵一宮である氷川神社に至る参道です。

3.5
旅行時期：2018/06（約8年前）

by さいたまさん（男性）

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氷川神社参道の氷川参道は、中山道から、武蔵一宮である氷川神社に至る参道です。
中山道からの全長は、２ｋｍにも及びます。
参道の両側には、現在は、ケヤキ並木が、続いています。昭和初期には、杉の並木により、鬱蒼とした佇まいにより「並木十八丁鉾杉つづき」と表現されていました。
杉からケヤキに変わったのは、戦中、戦後の資材難のためのようです。
更に古い時代には、参道沿いに、松の並木が描かれている絵図がありますので、松並木の時代もあったようです。
現在は、並木を構成するのは、約６５０本の高木となっています。
そのうち、ケヤキが約６５％、次いでスダジイが約１０％、そのほかクスノキ、エノキ、サクラなどの３７種類の樹木によって構成されています。
そのうち、２０本が、さいたま市の天然記念物として文化財に指定され、また市の保存緑地指定も受けております。
これら歴史のある参道は、高い文化的価値のあるものです。ぜひとも次世代に伝え、豊かな人間形成の拠り所としていきたいと思います。
一人でも多くの人々が、氷川参道の価値に触れられるように念じています。