三菱地所の有楽町ビル２階のある、入替制でない貴重な映画館

4.5
旅行時期：2018/07（約7年前）

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有楽町駅前の三菱地所の有楽町ビル２階西端が入口で、客席は３階にあり、よく行きます。

３０年来通っていますが、道路補修や飲食店経営主業のスバル興業という会社が、三菱地所からビルの一部を賃借して、単館でブッキングして営業しています。以前は１階に発券所がありましたが、大家に返して、配置人員も含めて固定費を減らしたのでしょう。

資本関係は東宝系ですが、東宝作品は少なく、偶にヒット作品の二番館上映があります。
主業で利益を出しているので、映画館はＣＳＲ文化貢献（悪く言えば道楽）のように見えます。でも良いことです。

今時スクリーンが大きく、客席の傾斜が緩やかな大空間で、特筆すべきは「入替制なしの自由席」で、空間が広いので居心地が良いです。気に入れば2回観ても良い（昼夜で作品が異なるとそこは入替）。

かつて小泉総理がＳＰを連れて鑑賞にこられたのに遭遇したこともありました。

７月は「最後のランナー」という、上映はスバル座で封切、近日上映も含めて全国でたった14館というマイナーな映画を観てきました。映画の時代考証や宗教観はともかく、テーマはヒューマン系で、もっと多くの人に観てもらいたいと思い、スバル座の頑張りを感じました。