ロゴスキーを食する
- 3.5
- 旅行時期:2018/07(約6年前)
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by 菊花さん(女性)
銀座・有楽町・日比谷 クチコミ:42件
平日の午後、GINZA SIX でお能を見終わったのが17時半過ぎ、そこからササっと向かいのイグジットメルサに移動。7階のレストランフロアはまだ本格稼動前の時間帯。「予約はしていないが大丈夫ですか?2名です」と店員に声をかけると「どうぞ」と席に案内される。ざっと見た印象で7割は予約済みの席。
ロシア料理を単品で食べる選択もあったが、ここは無難に中位のお値段のコース料理で。
まず、前菜とサラダ盛り合わせ。ロシア系らしき店員さんがロシア語付きで前菜の説明をしてくれる。が、何を言われてもビーツの毒々しいまでのワインレッドに気を取られてしまいがち。また、前菜のサーモンというと薄切りの場合が多いのだが、こちらではごろっと角切りなのも容赦ないロシア感あり。
続いて登場する2種の自家製ライ麦パンは、熱いくらいに温められており、ライ麦のパンチが効いていて美味しい。
3品目のウクライナボルシチは癖のないまろやかな味わい。もう少し酸味があるとサワークリームと混ぜたときに違いが出て面白いのだが、そこに差をつけないのがウクライナなのかもしれない。
4品目が、きのこと鶏肉のつぼ焼き。 壺に被せられたパンを剥がすのがまず楽しく、壺の中が見えてきたらその濃厚なスープにパンを浸して食べるのが美味しい。
5品目がメインで、ラムチョップ 仔羊の骨付きステーキ。ほら、骨付肉だぞ!マッシュポテトも添えてあるぞ!という主張が激しいお皿が登場。仔羊肉はとても柔らかく、噛めば肉の甘みとラム特有の若干の臭と濃い目のソースとが良い感じにせめぎ合う。マッシュポテトの滑らかさも実に良い。
デザートはラズベリーのババロア的な何か。正式に何なのかは不明だが、さっぱりとしており永遠に食べ続けられる。これまでの料理の(意識はしていなかったが)脂っぽさや重さを取り除いてくれた。
ラストはロシア紅茶。ラズベリージャムが入っていたのだと思う。ほのかにフルーティーな甘みと酸味がコース料理をうまく締めてくれた。
コース料理を食べて約1時間半、店内が盛り上がるのはこれから!という時間帯に、お腹を抱るようにして店を出た。
- 施設の満足度
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3.5
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/07/28
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