富士興関係石碑群は、神田川南側の柳森神社の境内内に、解説板とともにあります。
- 3.5
- 旅行時期:2018/04(約8年前)
-
-
by さいたまさん(男性)
秋葉原 クチコミ:18件
富士講関係石碑群は、神田川南側の柳森神社の境内内に、解説板とともにあります。
富士講は、庶民による、信仰の対象であった富士山への登山が困難であった江戸時代に、講を形成し、信仰を深めることを目的に創られました。
江戸時代には、八百八講と言われるほど多くの富士講がありましたが、明治時代以降、廃れてきました。このため、残された富士講関連の石碑が、集められ、柳森神社に集積されています。
それら富士関係石碑群の経緯等を、解説した案内板が、石碑群の傍に立てられています。
富士登山そのものが、広く国民や外国人の中に広まっている現在、富士講関連石碑群及び解説板の存在が、忘れられようとしています。
しかしながら、江戸時代の庶民の生活や信仰の実態を鑑みると、富士講の持つ意味は重要だったと思われます。
時代の移り変わりとともに考え方や生き方が変わりすので、現在の考え方で過去のものを推し量るのは、困難な面があります。
実際の現地現物を確認し、当時の生活を理解することが、とても大事ということを痛感した富士講関連石碑群訪問でした。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/07/11
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する