湯島天満宮の筆塚は、梅園の中の南側に置かれています。大きな岩石のようです。
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- 旅行時期:2018/04(約8年前)
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by さいたまさん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:51件
湯島天満宮の筆塚は、梅園の中の南側に置かれています。大きな岩石のようです。
大きな岩石の東側の平らな部分に、筆塚の文字が刻されています。
湯島天満宮の筆塚は、泉鏡花の執筆した婦系図で有名になった、早瀬主税とお蔦の別れの場面の舞台となった場所にあります。
筆塚の右肩部分には、泉鏡花の文字も刻されています。
泉鏡花は、尾崎紅葉の書生として、文芸に励みましたが、尾崎紅葉は、泉鏡花と芸者との結婚に反対し、結婚できませんでした。この体験が、婦系図の基になったと言われています。
今回の筆塚への訪問で、国民的小説や歌舞伎の題材になった経緯や湯島の白梅との関係について、初めて知りました。
実際の筆塚を見て、そしてその経緯を知って、初めて泉鏡花の婦系図の舞台及び環境が理解できました。
そのような経緯や環境を知って、改めて、周りを見てみると、別な見方ができるようになり、より一層理解が深くなりました。
他の方々にも、努めて現場、そして現地現物を見た方が良いと勧めることができます。
今回の筆塚訪問は、本当に勉強になり、有意義でした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/07/10
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