見てはいけないものばかり

1.0
旅行時期：2017/05（約9年前）

広島市クチコミ：43件

広島の友人がぜひ行ってみたいとの事で予約してもらい出向きました。
平和大通りの東急ホテル近くの雑居ビル風の二階にあるのですが、
大きな看板なども掲げていないために、入る前にはいかにも隠れ家！？
と期待も高まり入店。
店内はウナギの寝床のように真横に長細い不思議な造りで、
両端が個室、真ん中がカウンター（８人くらい）でした。
友人は個室（テーブル席）が取れた！と意気揚々だったので、
まずは店員さんを待つことに。
でも、ここからがザンネンなオンパレードの始まり。
まず、入店しても目の前を２-３人従業員が行き来してるのに
「いらっしゃいませー」だけで目の前スルー・・・
ようやく「予約ですか？」と聞かれ名前を言っていざ席へ！
と思ったら、入口入って直ぐの「カウンター」指出して「あちらどうぞ」と。
「テーブル席予約したはずですが？」と言ったら
「あー、週末なんでお二人はカウンターにしてもらってます」と
いかにも混んでいる時は座れるわけないだろう的な実に冷たい反応。

まぁ、この時点でササっと飲み食いしていつものお店に行こうと
頭の中でよこしまな考えがよぎっていたのですが、
せっかくの人気店（とのうわさ）なので、色々頼んでみました。

ただ、カウンターと言っても、レジ横＆厨房入口なので
仕切りに店員が出入りでせわしない。
お客さんが出入りする度ドアが半開きで風が吹き込んで寒い。

しまいには、目の前で花板？店長？オーナー？が
調理・電話応対を同時にやっているのには開いた口がふさがりませんでした。
電話しながら調理するか？？電話応対くらい従業員に任せては？？
しかも、電話来るたびに、調理に使う「菜箸で」レジとの間にある暖簾をかき分けて
何か伝えているようなんだけど、それを洗う事なく再び調理に使用。

さらに、すべて自分でさばきたい性格なのか、
人気店でしょうから電話が鳴る度、いちいち調理の手を止めて、
菜箸は置く事なく、別の用途で活用。
で、刺身なんかはずーーーーっと放置状態。

で、さらなる衝撃的な瞬間を目撃！
ま、全部目の前での出来事なんで、イヤでも目に入りますが。。。
なんと、しばらく放置していた刺し盛りがようやく完成と思ったら
おもむろに霧吹きで水（アルコール？）を吹きかけるではないですか！！
おいおい、、、
嫌な予感は的中。その水を吹きかけられた刺し盛りが「カウンター越し」に提供。
おいおい、、、全部見てますよ。

もう、そんな刺身は食べなくても味がわかるので、
一切手を付けず、いつものお店に行こうと予定変更！

で、「すいません、他の料理まだ調理されていないようなら、
キャンセルできませんか？」と聞いたら、
物凄い不機嫌そうに「は？もう全部造り終わってますから」と。
でも、結果２０分くらい待たされてようやく提供。
おいおい、、、
でも、焼き牡蠣は、確かに殻がすでにぬるくなっていたので
２０分前には調理できていたんでしょうね。
その代わりに見た目も乾ききってカラッカラでしたけど。
あと、切るだけの牛のたたきにも、もれなくスプレー！
付け合せの野菜？レモン？はテッカテカに光ってますけど、
逆になんとも不自然極まりなく。

なんとも残念でしょうがない結果となってしまいましたが、
人生で一口も手を付けずにお店を出たのは初めてかもしれません。
逆にテーブル席でなくて良かったです。