貴重な版木が保管されています
- 4.0
- 旅行時期:2018/04(約6年前)
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by ぷーちゃんさん(男性)
渋谷 クチコミ:106件
国学院大前交差点から広尾中学校方面へ150mほど歩いた所に二階建ての鉄筋コンクリート造りの建物があります。1927年に建てられ塙保己一が作った群書類従の版木が薄暗い保管室に約17000枚あります。1746年に生まれ7歳で失明した塙保己一は優れた暗記力と洞察力でそれまでの貴重な書物を後世に残すことに尽力しました。堅い桜材を用い書物の版木にして門人たちと一緒に作っていきました。地域の人たちが版木を守るために防火に努め、戦災に遭わず残っています。このような説明を資料館の職員の方が話してくれました。現在でも研究者の要望があると版木を使い、紙に刷って本にして渡しているそうです。文化遺産を守っている人たちの努力を感じる見学でした。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/04/20
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