日本における最初の民間の徽章作製工場が創設され、徽章業発祥の地とされました。
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- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by さいたまさん(男性)
神楽坂・飯田橋 クチコミ:56件
日本における最初の民間の徽章作製工場が創設され、徽章業発祥の地とされました。
目白通りから東京大神宮の参道が別れる三叉路に、徽章業発祥の地の石碑が立てられています。
明治18年、鈴木梅吉により、日本帝国徽章商会が創られました。
民間の徽章業のはじめとして、明治末期、大正の初期における日本で唯一の徽章製作工場として、大きな足跡を残しました。
当時、プレス機等の金属加工の機械を備えた工場は、砲兵工廠等の官営工場のみであり、徽章を作製する民間の工場は、日本帝国徽章商会の他にありませんでした。
明治時代に入り、徽章等の作製を必要とすることが急増したため、主として手作業で作製する日本帝国徽章商会にでも、発注が増えたのです。
従って、品質的にも十分なレベルでなくとも、注文が殺到したようです。
しかるべき品質を保つことは、生産事業の基本的な要因なのでしょう。
生産されたメダルが伝えられています。
健全な産業の発展には、競争原理による、切磋琢磨が不可欠であったとの証左なのかもしれません。
経済社会の発展の基盤に関して、考えさせられた目白通り発祥の地巡りでした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/04/14
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