旧近衛師団司令部庁舎は、北の丸公園内の東京国立近代美術館工芸館になっています。
- 4.0
- 旅行時期:2018/03(約7年前)
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by さいたまさん(男性)
市ヶ谷 クチコミ:71件
旧近衛師団司令部庁舎は、現在、北の丸公園内にあり、東京国立近代美術館の別館としての工芸館になっています。
明治43年(1910年)3月、陸軍技師田村鎮の設計により、近衛師団司令部庁舎として建築されました。
2階建煉瓦造で、正面中央の玄関部に小さな八角形の塔屋をのせ、両翼部に張り出しがある簡素なゴシック様式の建物です。
官庁建築の形態をよく残しており、日本人技術者が設計した現存する数少ない遺構として重要な文化財となっています。
昭和47年10月に外壁、玄関および階段ホールが重要文化財に指定されました。
翌年から保存活用工事が行われ、内側に新たに鉄筋コンクリートの構造体を設け、煉瓦壁体はあたかも外装タイルのように扱っています。
屋根は震災後の桟瓦葺から建設当初のスレート葺きに復元されました。
中央の階段回りとホールの部分は、当時の姿を残しているといわれています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/03/17
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