本堂の組物が特徴的
- 2.5
- 旅行時期:2018/02(約6年前)
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by jmleedoさん(男性)
浅草 クチコミ:3件
本法寺は日蓮宗に属する寺院で、1595年に日慶上人が神田に創建し1689年に現在地に移転しました。かつては脇寺として6つの寺を持っていたようですが、現在は全て廃絶しています。
墓地には、狩野派の二代目として当時の日本画界を制覇した狩野元信(1477?~1559)の高さ1メートル程の墓碑があり、正面に「善巧院殿元信法眼日到大居士」と戒名が刻まれています。1955年に子孫の狩野文氏が再建されたものとのことです。昨年末に六本木のサントリー美術館で開催された「天下を治めた絵師狩野元信展」を参観して間もなくであったので、父から教えられた漢画の画風に大和絵の手法を取り入れ、狩野派発展の基礎を作った元信の功績の大きさを感じながらお参りしました。
その近く、墓地の中心となる通路の突き当りにはより目立つ形で観音像が立っており、安らぎに満ちたお顔を湛えています。
本堂はコンクリート造りですが、軒下を飾る組物の部分が特徴的でこだわりを感じました。
- 施設の満足度
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2.5
- アクセス:
- 1.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/02/17
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