7階にある富山県民小劇場ORBIS(オルビス)は、ステージと客席との一体感・親近感が味わえます!
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- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by hiroさん(男性)
富山市 クチコミ:15件
『マリエとやま』は、「富山駅」南口東側にあった旧「国鉄官舎」跡地を1987年(昭和62年)に「富山駅周辺整備事業」の一環として建設された「富山ターミナルビル」(7階建ての複合商業施設)の名称です。
この建物は、1988年度(昭和63年度)に「富山県建築士会」による地域の建築文化の振興に寄与することを目的とした富山県内の優秀な建築作品を表彰する第19回「富山県建築賞」に入賞しています。
建物内部は、1階から4階にレディスファッションを中心とした店舗、5階には書籍・生活雑貨・クリニック、6階にレストラン・カフェ、7階に旅券センター・小劇場があります。
今回は、7階にある「富山県民小劇場ORBIS(オルビス)」で行われたお笑いライブを観に立ち寄りました。
「富山県民小劇場ORBIS(オルビス)」は、総面積が約200平方メートル(客席数最大220席)とコンパクトな多目的ホールですが、舞台機構として舞台フロアの床面が10分割でき9基の昇降装置により床面高さを+35センチメートルから-15センチメートルの範囲で調整することが可能で、中央にある円形舞台(直径4.2メートル)は速度可変で回転させることもできる装置が完備されており、客席とステージを多彩なパターンの舞台レイアウトで演出することができます。
コンパクトで舞台レイアウトを自由に演出できるので、ステージと客席との一体感・親近感を味わうことのできるミニコンサートや演劇などの小規模なイベントに最適な劇場です。
今回のお笑いライブは、「富山テレビ放送」主催による地元富山県出身「お笑いコンビ」の単独ライブで、客席数も最大となるノーマルな舞台構成によるものでしたが、客席も満席でステージと客席が近く一体感が感じられ楽しいひとときを過ごすことができました。
機会があれば、「富山県民小劇場ORBIS(オルビス)」の多彩なパターンの舞台レイアウトでコンサートや演劇などの色々なイベントを楽しんでみたいです。
ちなみに劇場の名称となっている”ORBIS(オルビス)”は、ラテン語で「円・回転」の意味で、ラテン語の「大地」を意味する”TERRAE(テラエ)” を組み合わせると「世界・地球・人類」を意味するそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2018/02/03
いいね!:6票
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