蔵造りの落ち着いた和カフェでランチ等を楽しめます!
- 4.0
- 旅行時期:2017/11(約8年前)
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by hiroさん(男性)
結城・下妻 クチコミ:3件
『真盛堂(しんせいどう)』は、結城市内で手作り和菓子処のお店として1932年(昭和7年)に創業した老舗です。
敷地内には、手作り和菓子を販売する建物と蔵造りの和カフェ『甘味茶蔵 真盛堂』があります。
今回は、「結城市観光協会」主催の”第9回 きもの day 結城”の催しに合わせて街並みを散策しに結城市を訪れて、結城市出身の知人にお勧めランチのお店として紹介してもらい食事をするため『甘味茶蔵 真盛堂』に立ち寄りました。
「結城市」は、2010年(平成22年)に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された日本最古ともいわれる絹織物「結城紬」の産業が受け継がれており、鎌倉時代からの城下町でもあることから伝統と歴史を感じさせる街並みとなっており明治・大正時代の蔵造りの建物も多く残されています。
『甘味茶蔵 真盛堂』の建物も1903年(明治36年)に建てられた蔵を改装した2階建ての店舗となっていて、”和カフェ”として手作りの甘味とランチを提供する結城の街並みに溶け込んだ落ち着いた雰囲気の店構えとなっています。
店舗内部は、1階がテーブル席で、2階が畳の和室と板貼りの座敷となっていて、建物外観と同様に和の落ち着いた雰囲気のある造りとなっています。
店員の方から「お好きな席へどうぞ・・・」と言われ屋根の小屋組を見上げられ蔵の窓から外が見える2階・板貼りの座敷を選びました。
通常ランチメニューは、「月替わりランチ」、「お赤飯セット」などが用意されている様ですが、”きもの day 結城”のイベント期間は、お弁当のみのメニューでした。
「栗おこわ」と「お赤飯」に結城名物「すだれぶのごま和え」等々、身体にやさしいヘルシーメニューのお弁当で美味しかったです。
コーヒー(お替わり自由)も付いており、板貼りの座敷で屋根の小屋組を見上げながらゆっくりとくつろぐことが出来ました。
また、お弁当の中には、『真盛堂』こだわりのある結城伝統の手造り「ゆでまんじゅう」も入っており、初めて食べましたが、ツルツルもちもち食感でこちらも美味しかったので、お土産に買って帰りました。
「ゆでまんじゅう」の歴史は古く、江戸時代末期に結城地方で疫病が流行した際、疫病平癒を願って神輿が奉納されて「ゆでまんじゅう」も一緒にお供えされ、お殿様から民衆にもふるまわれたことから、結城の「健田須賀(たけだすが)神社」夏の大祭の日に各家庭でゆで饅頭を作り、無病息災や五穀豊穣を願う習わしとなり、四季を通して結城名物となったそうです。
今回の結城の街並み散策では、街並みを撮影するアマチュアカメラマンの方を多く見かけました。
『甘味茶蔵 真盛堂』も撮影スポット、休憩や食事処としてお勧めします。
『甘味茶蔵 真盛堂』へのアクセスは、「結城駅」北口から県道302号線を北に向かって徒歩10分程度(約750メートル)、県道35号線との交差点(信号あり)の角に位置します。
また、結城を訪れた際に立ち寄りたい店舗です!
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 4.0
- 結城駅から徒歩10分程度です。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 4.0
- ランチはコーヒー(お替わり自由)付です。
- 雰囲気:
- 5.0
- 落ち着いた雰囲気のくつろぎ空間です!
- 料理・味:
- 4.0
- 身体にやさしいヘルシーメニューです。
- バリアフリー:
- 3.0
- 2階の座敷席へは、少し狭い階段のみです。
- 観光客向け度:
- 5.0
- 結城市内散策の休憩・食事処として最適です!
クチコミ投稿日:2018/01/21
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