音響の扱いが難しいかも

3.0
旅行時期：2017/12（約8年前）

by OE-343さん（非公開）

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音響の扱いが難しい。先月に続き、今月もこちらで行われた演奏会に行ってきました。今回はバロックヴァイオリンとチェンバロの二重奏の演奏会ですが、前回のバロックギターの演奏会とは異なり、客も100人近く入っており(定員ギリギリ、前回のバロックギター演奏会は30人ほどでした)、さらに真冬で着膨れとなることからまず音が布に吸収されます。さらに、前回はみんなが楽器から近いところで聞いていましたが、今回は大型のチェンバロとバロックヴァイオリンがホールの端の方で演奏し、他の4/5の面積を客席が占めると言う形に当然ながらなります。そうしましたところ、狭いので音はすごく響くはずなのですが、演奏を聴いていますと、会場の音響に対応する苦労の跡が伺えました。チェンバロも床に直接おかず箱を置いて高くしてみたりと、色々工夫をしていましたが、一般的に言われる良い音という評判よりは案外苦労する会場なのかもしれません。
なお、写真に出ているチェンバロはこのホールの楽器ではなく、演奏家の方が持ち込んだ楽器です。ミートケ(バッハも用いたバッハの時代のドイツの楽器製作者)の楽器をモデルとしたジャーマン二段鍵盤チェンバロです。ホール所有のチェンバロは久保田チェンバロ製フレミッシュチェンバロです