ソフト面の充実が急務

4.0
旅行時期：2017/11（約8年前）

土浦クチコミ：1件

茨城空港からの春秋航空上海線を利用するため、東京駅八重洲南口から利用しました。新しいバスでしかもトイレ付。航空機の搭乗者は500円で利用可能です。ただ、気になることが2点ありました。
１点目は、座席予約時の受付座席数より実際のバスの座席数が少ないのではないかという点です。東京駅で予約すみの乗客名簿を手にした係員さんが、ドライバーにこのように言っているのを聞いてしまいました「本当にこのバス使うの？40人の予約なので座席が38席しかないよ」確かに数えてみると、横4席ｘ10列ありますが２席分はトイレが設置されているので38席のみ・・・。
２点目は航空機利用の搭乗者は500円、それ以外は1200円となっていて降車時に代金を支払うことになっていますが、その管理運営の方法です。ご存知の通り、昨今は飛行機チケットもネットで予約してパスポートのみでチェックインできるようになっています。そのため、紙の予約確認画面は私も含めてプリントアウトしていませんでした。下車の際、私の前に中国人利用者がいたのですが、ドライバーが日本語で「証明は？」と聞いていました。「航空機利用者であることを証明するものを見せてほしい」ということと理解して慌ててスマホの予約確認の画面を探している姿が痛々しかったです。
「おもてなし」と盛んに言われますが、後車前に準備できるように日本語や中国語で「チケットの控えないしは予約番号の分かる書類をご準備ください」と書いた案内をシートポケットに入れておけば、より気持ちよく利用できるのではないでしょうか？または、関東バスのウェブ予約画面で「航空機利用者であることを証明するために予約控えをプリントアウトしてドライバーにお見せください」と案内することも方法ですね。さらには春秋航空やスカイマークといった茨城空港就航路線の予約終了画面から、関東バスのチケット予約ができるようにすることも（一社で完結しないため手間がかかりますが）検討しても良いでしょう。
ちなみに私は航空券の予約番号を告げただけで「はい500円」と告げられました。もしも私が悪い日本人で予約番号を適当に言っていたらどうなるのか・・・。関東バスも国籍や外見で差別はしていないのでしょうが、今回は色々と考えさせられました。