江戸は町奉行、川向うは寺社奉行
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- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by T04さん(非公開)
両国 クチコミ:76件
「浅草橋」方面、すなわち武蔵国江戸から「隅田川(大川)」を渡れば、かつてのそこは下総国。明暦の大火以降に架けられた橋は、2つの国をまたいでいたので「両国橋」です。江戸は江戸町奉行の管理で厳しい監視の目が光っています。北朝鮮の首都平譲のようなものです。ただ橋をわたったところは寺社奉行の管轄で、多少のことには目をつぶってもらえます。たとえば猪などを食べさせる肉料理の「ももんじや」は江戸では営業できないでしょうし、近くには鰻やすっぽんの「神田川」など、精のつく食べ物屋さんが建ち並んでいました。なぜなら「回向院」周辺には岡場所があり、勧進相撲も開催され、また芝居小屋も多く建ち並んでいたからです。つまりは娯楽の殿堂ですね。江戸の造りの勉強にもなりますよ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 「両国」・「浅草橋」どちらからも同じくらい歩くかな…
- 見ごたえ:
- 5.0
- 橋そのものも、街の在り方そのものの違いが面白いと思います
クチコミ投稿日:2017/11/15
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