富山城址公園

とても奇麗に整備されている落ち着いた雰囲気のある公園です！

• 4.0
• 旅行時期：2017/04（約9年前）

by hiroさん（男性）

富山市 クチコミ：15件

『富山城址公園』は、「富山駅」南口から徒歩１２分程度（約１キロメートル）の富山市中心部に位置する「富山城模擬天守」、「お濠」、「芝生と庭園」が印象的な公園です。
「富山城」は、戦国時代に織田信長の家臣「佐々成政」が居城とし、江戸時代に「富山前田家」が１３代（２３０年間）に渡り居城として富山藩政の中心となっていましたが、１８７１年（明治４年）の廃藩置県により廃城となっています。
その後、富山城址内は県庁とし利用されていましたが、１９３０年（昭和５年）に県庁舎が焼失してしまい、県庁舎は現在の場所に移転しています。
１９５４年（昭和２９年）に戦災復興事業の完了を機に開催された「富山産業大博覧会」の記念建築物として、富山城址内に鉄筋コンクリート構造の「富山城模擬天守」が建設され、富山城址内は『富山城址公園』として整備が行われています。
「富山産業大博覧会」後、「富山城模擬天守閣」建物内は、「富山市郷土博物館」となり、１９６１年（昭和３６年）に「佐藤記念美術館」（公園北側敷地内）が建設されています。
２００７年（平成１９年）には、「富山城」唯一の現存建築遺構である「千歳御門（ちとせごもん）」が公園東側に移築されています。
「千歳御門」は、「前田利保」（富山前田家１０代）が隠居のために富山城内に造営した「千歳御殿」の正門として１８４９年（嘉永２年）に建てられた「三間薬医門（さんげんやくいもん）」といわれる格式の高い城門形式の建築（総欅造り、桁行６ｍ、梁間１．９ｍ、切妻屋根・赤瓦葺）であり、廃城となった際に市内の豪農に払下げられ移築されていましたが所有者が富山市に寄贈したことにより『富山城址公園』に再移築となっています。
また、「千歳御門」は、２００８年（平成２０年）に「富山市指定文化財」に指定されています。
現在の『富山城址公園』再整備工事は、２０１４年（平成２６年）に完成されています。
今回は、家族で初めて富山県を訪れて、富山市内観光で立ち寄りました。
『富山城址公園』外の南側お濠越しに見る「富山城模擬天守」が奇麗で印象的です。
『富山城址公園』内には、東側の「千歳御門」から入りました。公園敷地内は野外ステージのある広大な芝生広場や大きな池のある日本庭園などがあります。
時間の都合ですぐに「富山市郷土博物館」に入館したので、公園敷地内を細かく散策できませんでしたが、公園敷地内は人もまばらで、とても奇麗に整備されており緑豊かな落ち着いた雰囲気の「くつろぎの空間」となっています。
訪れたのが４月初旬で雨上がりのとても寒い日（桜の開花前）でしたので、桜が満開の温かい時期に訪れてゆっくりと「公園敷地内の庭園」、「富山市郷土博物館」、「佐藤記念美術館」を観て廻り”くつろぎたい”と感じました！

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クチコミ投稿日:2017/10/21

• 施設の満足度: 4.0
• 利用した際の同行者: 家族旅行
• アクセス: 3.5
• 人混みの少なさ: 4.5
• バリアフリー: 3.5
• 見ごたえ: 4.0