幕末維新関係展示のみ見る(松陰の書など)
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- 旅行時期:2017/08(約8年前)
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by tadさん(男性)
山口市 クチコミ:6件
前日は島根県の温泉津温泉に一泊し、翌日、朝、青春切符で、益田に向かう。益田駅から長門峡駅まで行こうと最初は考えていたが、あまりに暑いようなので、断念。山口駅まで直行した。ここで駅構内の観光案内所で、パンフレット類をいただく。山口県立博物館で、幕末維新関係の展示があるかどうか確認した。あるというのでタクシーで移動。
博物館は常設展だけだと、家内は150円。私は70才以上で無料。幕末維新の部屋を中心に見た。前回来たのは10年以上前だろう。夏休みのため、子供向けの展示中心だが、仕方ない。ただ、それでも、いくつか面白い資料があった。吉田松陰、久坂玄瑞、木戸孝允などの本物資料はやはり見る価値あり。一部は写真撮影禁止だが、殆どは撮影可能。
特に写真に出した説明をぜひ読んでいただきたい。吉田松陰の書いた牢の番人への感謝状だが、感激する。教育感化力抜群の人物であったことだけは間違いない。野山獄では勉強会も続いたそうだ。牢の番人も一緒に勉強したのだ。この書は杉家を極秘訪問し、翌日江戸の伝馬町に向けて移送される前に書かれた貴重なものだろう。
江戸の伝馬町の牢獄でも、悪人を感化した話は有名。松陰の「留魂録」はその人が何十年も保持してくれたお陰で、今、本物が松下村塾の宝物館に残っている。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2017/08/25
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