明治以降の建築物唯一の国宝は、豪華絢爛・和洋折衷・質実剛健
- 4.0
- 旅行時期:2017/08(約8年前)
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by ころたさん(男性)
赤坂 クチコミ:1件
迎賓館赤坂離宮は、賓客がいなければ基本的にいつでも見学できる。通常は本館内部見学は入場料1000円。藤田嗣治の天井画を公開している今の期間は入場料1500円。国の施設なんだからもっとお安くすれば?
建築は明治末期。当初は東宮御所として昭和天皇が皇太子時代にお住まいになり、昭和40年代に迎賓館として生まれ変わった。いわば国の威信をかけた建築なのだ。華麗で豪奢なのは当然。基本的にネオゴシック様式としてベルサイユやルーブルを意識しているのだが、そこかしこに和風が取り入れられていて、個人的にはバランスが・・・。象徴的なのが正面玄関の屋根にデンッと置かれた鎧兜。これ、要ります?
とは言え内部の装飾や贅沢な材料は一見の価値あり。詳細な情報を知りたい方には200円のレンタル音声ガイドと、入場前の紹介DVD鑑賞をお勧めする。それに各所に説明をしてくれるボランティアの方がいて、気軽に質問できる。
休憩所は本館を出た別棟(自販機のみ、ショップがある)と、前庭隅のオープンカフェ(軽食やアルコールも)。庭のあちこちにベンチは多い。本館内にもちょっと座れる椅子があって、賓客になった気分でバンケットルームで休むことができる。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 四ツ谷駅から徒歩10分。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 火曜日の午後は予約なしでも入場できた。団体が来ちゃうとちょっと混雑するが、意外に東アジア人がいなくて静か。
- バリアフリー:
- 2.5
- 見学コースは階段使用だったが、どうだろう?エレベータはあったが使用できるのか?
- 見ごたえ:
- 4.5
- ネオバロックの本館と主庭、豪奢な内装は一見の価値あり。
クチコミ投稿日:2017/08/25
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