1世紀ぶりに出戻りの家老詰所
- 4.0
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
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by リラクマさん(女性)
川越 クチコミ:105件
川越城本丸御殿は、蔵造りの街並み一番街の札ノ辻交差点から東へ600mくらい、案内板に従って右に進むと100mくらいで到着します。本丸御殿の建物は、幕末近くの嘉永元年(1848年)に川越城の本丸に建てられたものです。現在残っているのは玄関部分と大広間など、それと政務を仕切っていた家老詰所です。合わせて170坪くらいですから、往時の建屋の1/6だけと云うことです。
家老詰所ですが、往時は90m離れていたものが、すぐ裏側に移築されています。54坪ほどの大きさですが、トイレが2つもあるのに感心しました。家老は年寄りが多く、トイレが近かったのかななどと下らないことを思ってしまいます。ところで、この建物は明治6年(1873年)に民間に払い下げられ、昭和62年(1987年)まで民間の母屋として使用され、それを貰い受けて修理復元したのだそうです。回漕問屋として栄えた家に関係するところで使用されていたので、大きく傷むことがなかったのでしょうね。1室で絵図面(普請担当となった第2台場)を挟んで相談する3人が居ます。城代家老を中心に勘定奉行、普請奉行が資金繰りでも相談しているのでしょうか。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/07/18
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