廊下の幅でガックリ。
- 3.5
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
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by 旅好者さん(男性)
川越 クチコミ:105件
川越城本丸御殿は、市役所前交差点から東へ500mくらい、左手に川越市美術館・博物館がありますが、その反対方向に約100m進むと本丸御殿です。幕末近い弘化3年(1846年)に、二の丸にあった藩主御殿が焼失してしまったため、嘉永元年(1848年)に当時空き地だった本丸に新たに建築したものです。徳川幕府にとって最重要城ですから、内装は質素ですが、急ピッチで再建したものと推測されます。それでも、16棟、1、025坪だったとそうですが、よく財力が残っていたものだと思います。現在まで残っていて公開されているのは、その約1/6だけとのことです。玄関から上がって、最初にガックリするのは廊下の幅ですね。これだけで我が家何軒分と思ってしまうからです。またこの建物は周囲をその幅広の廊下で囲まれている(裏は少し狭いです)のが変っていると思います。客人は待っていても落ち着かなかっただろうなと思います。襖絵はなく、描かれているのは杉戸絵だけですから、色彩がそこそこ残っているのは1ヶ所だけです。1室に籠が置かれています。なかなか立派な造りと思ったのですが。何とこれは城下の行伝寺の僧侶が登城するおりに使っていたものだそうです。当時は僧侶の力が強かったことが偲ばれます。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/07/15
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