ここで河越城築城の吉兆を見つけた。
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- 旅行時期:2017/06(約9年前)
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by 旅好者さん(男性)
川越 クチコミ:105件
鴉山稲荷神社は、蔵造りの街並み一番街の仲町交差点を西に100m少々進むと、道路際に小さな鳥居があります。細い参道を進むと境内の広場に出ます。横並びで羅陵王の山車の蔵があります。人はまったく居ません。そもそも周辺で人を見掛けません。
境内にある由緒書きによると、長禄元年(1457年)に、扇谷上杉家の家臣太田道真(道灌の父)が、築城の折り、四方を眺めたところ、南西に森が遮り、富士山の眺望がよくない。これを伐採したところ、小さな石碑が見つかり、そこには「源家勝平、、怨敵退散、子孫繁栄、大願成就」と祈願文が彫られていた。道真は築城の吉兆として、ここに仮宮を建立したことがこの稲荷の始まりとのことです。何が吉兆なのか分かりません。まるで神話の様な世界です。また、鴉がたくさん集まっていたので鴉山稲荷神社と名付けたそうです。
境内片隅には「明治三十七八年戦捷記念碑」と書かれた石碑があります。日露戦争の勝利を記念したものでしょう。今は人も訪れない様なところに置かれていますが、少なくとも、明治時代にはそれなりに多くの人がお参りに来る様な場所だったのではないかと思います。
- 施設の満足度
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2.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 2.0
クチコミ投稿日:2017/07/14
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