サービスは悪くないが、料理がどれもこれも一味足りないわりに、高過ぎる

2.0
旅行時期：2017/07（約8年前）

by 猫のミーさん（女性）

箕面クチコミ：4件

朝日新聞の記事を見て、家族の誕生日祝いで訪れました。折角の記念日なので、張り込んで、高い方のAランチをチョイスし、540円で追加できるデザートと飲み物も付けてもらいました。店の雰囲気は悪くなかったし、店では野菜の産地や鮮度などかなりこだわりのある店とのことだったので、期待大でしたが、正直非常にがっかりしました。1品目の野菜のプレートは見た目にも美しく、野菜自体は美味しかったと思いますが、ソース2種のうち、リンゴとセロリのソースはセロリの味が勝ち過ぎているし、すりおろして合わせただけのようで味がほとんどなく、ソースとして不向き。バジルのソースはまだ食べられましたが、特に芸がない。プリモはパスタ2種とリゾットのどれかを1種を選ぶ形式。丁度3人だったので、「別々に3種選んでいただければ、少しずつ召し上がっていただけるように分けてお出しします。」とお店の方の方から仰っていただいたので、そのようにお願いし、実際丁寧に別々のお皿でしかもきちんと盛り付けて給仕いただき、そのサービス事体は良かったのですが、肝心の味がどれもこれもいまいち。美味しくないとまで言いませんが、どれもこれも物足りない。1品目の鰹とトマトのパスタはトマトの酸味ばかり強く、鰹に上手く味が馴染んでいないせいか生臭い。2品目の菊菜のクリームパスタも野菜の苦味が強いだけで、頼りない味。ラストのあさりとアスパラガスのリゾットもアスパラはほとんど味が馴染んでおらずこれまた物足りない味。セコンドは海の幸と野菜のクリーム煮か追加料金で牛フィレの低温ロースト。一人のみ牛フィレをお願いしましたが、ステーキの方が好みなので料理法を変えられないかと聞くと、一応できると答えたものの、肉が硬くなると明らかに不服そうな様子のシェフ。仕方なく、その場はローストで了承しましたが、肉の調理法としては焼く方がオーソドックスなのに、焼いたら硬くなるって言い出したらステーキとか焼き肉って邪道なの？てことになりはしないのだろうか？料理の腕はいまいちなのに変にこだわりだけ強い頑固シェフと言う感じ。魚の方も、海老は新鮮さがなかったし、プリモはどれも味薄めだったのに、クリーム煮のクリームの味が今度は濃過ぎ。しかも2000円も取ってパンが出て来ない。2000円のランチにしてはボリュームがあまりにもなく、1080円のBランチを選んでいたら、全然満足できなかったのでは？と感じた。この濃い味のクリームもパンに付けたら少しは美味しく食べられたのにってがっかり。そして最後にデザート。ランチで2000円なら、デザート付でもおかしくないところ、540円も追加料金取っているのに、とてもしょぼい内容。チョイスが悪かったのかも知れませんが・・・。クレームドカタラナを選んだ連れのはフルーツなども添えられ、そこそこボリュームもあり、調理した感がありましたが、パインとラムネのソフトクリームをそれぞれ選んだら、ワッフルコーンにどちらか言えば少な目のジェラートがソフトクリーム状に盛られ、それをグラスに刺しておしゃれ感はあるものの、他には一切何も添えれられず、芸がなさ過ぎる。とにかく値段の割に味も、ボリュームもレベルが低過ぎてコストパフォーマンスが悪過ぎます。土曜日のランチピーク時間(12:30着)にほとんど貸切状態(私たちが到着時カップル一組のみ、その後14近くに店を出るまで来客一切なし)も頷ける。店内のボードに記載された夜のメニューを見て、割高だけど美味しかったらまた来ようと話していたのですが、実際食べてこの味でこの値段設定は厚かましい。絶対リピートなしだねっという結果になりました。