旧島田家住宅

同じ島田さんでも・・・。

4.0
旅行時期：2017/06（約7年前）

by リラクマさん（女性）

新座・朝霞・和光・志木クチコミ：4件

旧島田家住宅へは西武線の所沢駅東口から西武バスで大宮駅行きか上福岡駅行きに乗り、およそ２０分の学校前（三芳町）で下車すると目の前です。
旧島田家住宅は、およそ１８０年前の江戸時代に建築された茅葺屋根の民家です。三富の開拓がさつまいもの導入により豊かになったころに建てられた、庶民としては大型の家屋です。桁行１１間半（約２０ｍ）、梁間４間半（約８ｍ）の横長な建物で、建坪は５１．７５坪です。囲炉裏やかまどもある大きな土間を挟み、左に座敷、右には馬屋などがあります。
この一般農民の旧島田家から６００ｍ強、北に進んだところに、史跡の開拓名主島田家の長屋門があります。紫の島田家総本家の旗がはためいているのがちょっとギャップです。同じ島田さんですが、こちらは富農のお宅で、横から覗くと大きな母屋が見えます。藩から上富村の名主を命じられて、現在のふじみ野市から移って来たそうです。皇太子、秋篠宮がまだ浩宮、礼宮だった若かりしころ、それぞれこのお宅を訪問（御光来という様ですが）されたとの記念碑が置かれていました。
　