武蔵の国のお伊勢さま

3.0
旅行時期：2017/05（約9年前）

by 旅好者さん（男性）

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航空公園駅西口から住宅街の中を辿って５～６分くらいで神明社に到着します。そこに大き目な鳥居が立っていて表参道かと思いましたが、ここは拝殿の東側の辺りで違いました。表参道は南側からで、かなり低地から合わせて数１０段の階段を上がってきて、拝殿の正面となります。神域にはけやきなどの大木がたくさんあり、周りの住宅地とは一変しています。なお、１０時ころに参拝しましたが、人影はまったくなく静かなものでした。
社伝によると、第１２代景行天皇（記紀では西暦１００年前後６０年間くらい在位？）の時代、その子・日本武尊が東征（神社の説明書きには西暦１１０年と書かれています）の折り、この地に、天照大神（アマテラスオオミカミ）を祀り、戦勝祈願をしたのが始まりだそうです。（小手指にある北野天神社の始まりと同時期となります）なお、現在は天照大神に加え、倉稲魂之命（ウカノミタマノミコト）、大物主之命（オオモノヌシノカミ）の３神が祀られているとのことです。倉稲魂之命は元々は穀物の神で、農耕の神、商工業の神、商売繁盛の神とされ、一般にはお稲荷さんです。大物主之命は大国主命ですから福の神、縁結びの神です。地元では、所沢の総鎮守「お神明さま」として親しまれ、「武蔵の国のお伊勢さま」とも呼ばれているとのことです。