江戸時代後期の儒学者、地誌研究家
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- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by Ptravelerさん(男性)
大塚・巣鴨・駒込 クチコミ:144件
都電新庚申塚駅の南東、慈眼寺内にある。山門手前左側の墓地に入っていくと、斎藤鶴磯や芥川龍之介らのお墓の白い説明板が立っている。奥に入っていくと、斎藤鶴磯のお墓と説明板がある。墓石はあまり大きくなく直方体で上部の断面は半円形となっている。他に参拝者はいなく回りは静かであった。斎藤鶴磯は江戸時代後期の儒学者、地誌研究家で、江戸時代の地誌「武蔵野話初編」「女孝経補注」「琢玉斎漫筆」を著した。お勧めの点は、斎藤鶴磯が江戸や所沢に居を移しながら苦労して武蔵野の地誌を完成させことが楽しく想像できること、その後、門人達がその続編を刊行されたことからも斎藤鶴磯が周りの人々から慕われていたことが窺えること、慈眼寺の墓地で説明板が綺麗に維持管理されており今でもお寺や区内の人々から斎藤鶴磯が大切に思われていることが理解されること、境内には芥川龍之介や司馬江漢のお墓があり併せてお参りするのもいいかもしれないこと、駅から徒歩で行けることである。
- 施設の満足度
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3.5
クチコミ投稿日:2017/05/28
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