企画展も常設展も良かったです。
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- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by inf.さん(女性)
上野・御徒町 クチコミ:116件
国立西洋美術館、2017年最初の特別企画展「シャセリオー展」に行ってきました。
雨降りの金曜日の14時、そこそこのお客さんはいました。
修学旅行の学生も結構いました。
新古典派の巨匠、ドミニク・アングルに11歳で弟子入りし、更には「美術界のナポレオンになる!」と絶賛されたまでの知名度だったシャセリオーですが日本どころかフランスでも知名度は低いそうです。
クールベやバルビゾン派のテオドール・ルソーにも影響を与えたシャセリオーの作品は本当に素晴らしかったです。
特に女性の肌の質感は本物のように美しく見とれてしまう程でした。
個人的に良かったのは「アポロンとダフネ」と「コンスタンティーヌのユダヤ人女性」。後者の女性女性の「眼力」が非常に印象的でした。
常設展は企画展のチケットがあれば無料です。
アンドレアデルサルトの聖母子、ティントレットの『ダヴィデを装った若い男の肖像』、ヤンブリューゲル(ピーテルブリューゲルの次男)、グエルチーノ『ゴリアテの首を持つダヴィデ』、ヤンステーン『村の結婚』、ジョヴァンニドメニコティエポロ(ジャンバッティスタティエポロの息子)『聖母子と三聖人』、マネ、ルノワール、ピサロ、モネ、セザンヌ、コロー、クールベ、ドラクロワ、藤田嗣治、ルオー、ボナール、ピカソなどなどと盛り沢山。
何度か常設展も行ってますが、新しい作品も入ってきますし、良いものを何度も見られるので企画展行くと必ず会常設展も行ってしまいます。
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2017/05/26
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