「ガラスの街とやま」を象徴するお薦め観光スポットです!
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- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by hiroさん(男性)
富山市 クチコミ:15件
『富山市ガラス美術館』は、「ガラスの街とやま」を目指したまちづくりの集大成として、2015年(平成27年)8月にオープンした複合施設「TOYAMAキラリ」の建物内(2階から6階)に開館した「現代グラスアート」作品を中心に揃えている新しい美術館です。
富山市中心部(「富山駅」南口から約1.6キロメートル)に位置しており、『富山市ガラス美術館』へのアクセスは、「富山駅」南口から市内電車環状線(セントラム)「グランドプラザ前」停留場から約2分、南富山駅前行き(1系統)「西町」停留場から約1分となります。
『富山市ガラス美術館』のある複合施設「TOYAMAキラリ」は、日本を代表する世界的な建築家・隈研吾氏(2020年開催予定の東京オリンピックのメイン会場となる「新国立競技場」の設計担当)が設計を手掛けた建物で外観および内観がとても斬新な設計となっています。
建物内部2階から6階までが高さ18メートルの斜めの吹き抜け空間となっており、吹き抜け空間2階から6階の南面が『富山市ガラス美術館』、吹き抜け空間3階から5階の北面が「富山市立図書館本館」です。
また、「斜めの吹き抜け」部分の最上部天井の天窓から光が差し込み、吹き抜け空間全体がとても明るく感じられます。
さらに、建物内部には富山県産のスギ材がルーバー状に全面的に使用されており、森林の中にいるような落ち着いた心休まる「くつろぎ空間」を演出しています。
『富山市ガラス美術館』の2階・3階部分は「企画展示室」、4階部分が「常設展示室」(美術館所蔵の現代グラスアート作品を「コレクション展」として展示)、5階部分が「ギャラリー」(創作活動を行っている方への貸出スペース)、6階部分が「グラス・アート・ガーデン」(『富山市ガラス美術館』のシンボルとなる常設展示)があります。
また、2階から4階の壁面に「グラス・アート・パサージュ」(富山にゆかりのある現代グラスアート作家による作品展示スペース:観覧無料)、2階には「ミュージアムショップ」のコーナーもあります。
まずは、斜めの吹き抜け空間の2階から4階の各フロア「グラス・アート・パサージュ」に展示されている現代グラスアート作品をエスカレーターで上りながら鑑賞したり、斜めの吹き抜けの「くつろぎ空間」を写真撮影しながら4階の「コレクション展」へ行きました。
4階の「コレクション展」および6階の「グラス・アート・ガーデン」の観覧料は、200円(高校生以下無料)になります。(チケット半券があれば1日何回でも観覧できます。)
今回訪れた際は、2階・3階部分の「企画展示室」での企画展はありませんでした。(企画展がある場合は、別途観覧料が必要になります。)
「コレクション展」では、大小さまざまな作品が展示されています。それぞれの作品の解説を読んでいるとかなり見ごたえがあります。(「コレクション展」での写真撮影不可です。)
『富山市ガラス美術館』の一番のお薦めが、6階の「グラス・アート・ガーデン」になります。
「グラス・アート・ガーデン」は、アメリカ現代ガラス美術作家の巨匠デイル・チフーリ氏と工房「チフーリ・スタジオ」のスタッフが手掛けた「インスタレーション(空間美術)」となっています。
展示スペースは、作品と照明を巧みに組み合わせて”幻想的な空間を造り”作品と展示スペースが一体となったアート作品として仕上がっています。
「グラス・アート・ガーデン」は、非営利目的であれば写真撮影が認められており、作品をいろいろな角度から鑑賞しながら照明の加減で微妙に変化する表情を写真撮影する楽しさもあります。
観覧料200円は、とてもお得で、是非また行きたいと感じる素敵な美術館です!
『富山市ガラス美術館』は、建物の「TOYAMAキラリ」と併せて「ガラスの街とやま」を象徴する富山市内のお薦め観光スポットです!
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 5.0
- 美術館の作品と併せて建物も見ごたえ充分です!
クチコミ投稿日:2017/05/20
いいね!:12票
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