桜の咲き誇る憩いの場
- 4.0
- 旅行時期:2017/04(約9年前)
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by masa8982さん(男性)
太宰府 クチコミ:12件
律令時代から平安時代にかけて、西国の政治・軍事・外交の中心となった役所が置かれていた場所です。大宰府というと菅原道真公と天満宮を思い浮かべますが、『太宰』というのは数カ国を統治した地方行政長官のことで、『大宰府』というのは『太宰』が執務を行っている場所のことを指します。ですから、『大宰府』という言葉が指すのは天満宮ではなく、こちらになります。都府楼駅から歩いて12、3分程度の距離ですが、まほろばコミュニティバスに乗ると便利です。大宰府政庁跡で降りれば目の前です。
かつては九州を統括していた役所が立ち並んでいたのでしょうが、現在は立派な礎石を残すのみで、何もありません。一面芝生に覆われ、周囲には桜が植えられ、市民の憩いの場として親しまれているようです。私は桜の季節に訪問しましたが、桜が咲き誇り、周囲の山々の緑と相まって非常に風光明媚でした。長閑な雰囲気で、地元の方や近隣の方がお弁当を持ってお花見やピクニックに来ている、という感じでした。
特に何かが残っている訳ではないので、観光地としては正直どうかな、と思います。ですが、かつての大宰府の中心ですし、歴史的な意義はある場所です。礎石に腰掛け、桜を愛でながら往時に思いを馳せてみては如何でしょう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/04/25
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