山腹に広がる厳かな御廟

4.0
旅行時期：2017/03（約9年前）

by yumiyumiさん（女性）

東山温泉クチコミ：3件

何かでみた観光案内で、院内のバス停から徒歩５分とありました。なので、気軽に行ける距離だと思ってたら大間違い。
先に天寧寺の近藤勇の墓をお参りして、その後武家屋敷の裏道になっている近道を通り松平家御廟の入口まで行きました。
案内板に「すぐ　松平家御廟」とありますが、入口を進むと目の前に石段が続き、ちょっとの距離では無さそうです。熊注意の看板もあったので、女一人みぞれが降る中行くのは、ちょっと抵抗はありましたが。行けども行けども中々着かず、やっと着いたと思ったら二代領主保科正経の墓所のみで三代以降の墓所はありません。更に奥に進まなければならないようで、せっかくここまで来たのだからと奥に進み、山道や石段を上がりました。
へとへとでやっと着いた場所は、正に写真で見た何基もの御廟が並ぶ姿です。領主毎に、高さのある碑石とその奥に一対の石灯籠、墓石、八角形の鎮石の順でワンセットになっており、三代目から順に横に並んでます。しかし、四代と八代は更に奥地にあるようで、せっかくだけどここで断念しました。
冬場はあまり訪れる人がいないのか、大木が折れてそのままの状態でした。雪が残るぬかるんだ道を足元を注意しながら歩いたので、四代と八代まで行かなくても１時間近くかかりました。