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能仁寺 (能仁寺庭園) 施設情報・クチコミに戻る

「日本名園百選」に選ばれた東日本の代表的な庭園です!

  • 4.5
  • 旅行時期:2016/11(約8年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

飯能 クチコミ:6件

曹洞宗「能仁寺(のうにんじ)」は、山号を「武陽山(ぶようさん)」と号する寺院であり、1501年(室町中期)に飯能の武将が小庵を開いたのが始まりとされています。
本尊は「毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)」で、徳川家康の加護のもと江戸中期の元禄から享保年間(1700年前後)にかけては、「七堂伽藍」を備え多くの雲水をかかえる禅寺として発展し栄えました。
その後、明治維新時の飯能を舞台とする 「飯能戦争」では、旧徳川幕府方を中心とする「振武軍」が結成され本陣を「能仁寺」に構えましたが、1868年(慶応4年)に官軍の一方的な攻撃により「振武軍」は敗走し、「能仁寺」のほとんどが焼失しています。
現在の本堂は、1936年(昭和11年)に再建され、その後に「山門」、「開山堂(位牌堂)」、「大書院」、「鐘楼」、「大庫院」、「座禅堂」が竣工しています。
本堂北側には、天覧山の南急斜面上部に枯滝を組み、下部を池泉とした上下二段式庭園、総面積324坪(1071平方メートル)の『池泉鑑賞蓬莱庭園』が保存されています。
この庭園は、作庭技法や様式などから桃山時代(1573年~1615年)の造園と推定されており、「飯能市指定文化財」として歴史的価値が認められるとともに、「日本名園百選」に選ばれています。
「能仁寺」は、山門から境内を自由に出入りできますが、「庭園および本堂内部」は拝観料として300円が必要となります。
また、庭園観賞は本堂に繋がる建物内の廊下からになり庭園内に入ることは出来ませんが、絶景の庭園観賞お薦めスポットです!
「能仁寺」は、天覧山(標高197メートル)の麓にあり、天覧山山頂までのウォーキングや散策にも手頃な飯能人気ハイキングコースの途中に位置します。
今回訪れた時期は、11月後半の紅葉が見頃の時期だったので紅葉の写真撮影を目当てに訪れた方やハイキングの途中に立ち寄られた方達で賑わっていました。
山門から本堂に向かう砂利敷きの参道両脇に石灯篭が並び赤く色着いた紅葉がとても綺麗で多くの方が写真撮影をしていました。
また、山門を潜って左手には風情ある竹林が広がっており、本堂廻りの植栽もよく手入れがされているので、四季を通じて見どころがあると感じます。
初夏の紫陽花の咲く時期も良さそうなので、次回は紫陽花が咲く頃に訪れてみたいです・・・

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
3.5
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2016/12/23

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