渋くて貫禄ある

4.0
旅行時期：2016/10（約9年前）

宇部・小野田クチコミ：1件

洪水調整、不特定用水確保、上水道用水、工業用水、発電などを目的とした、堤高38.8ｍ、堤頂長162ｍの重力式コンクリートダムです。
竣工が1949年という古いダムで、堤体高さはそれほどでもないが、提体に８門並んだラジアルゲートやゲート操作室建屋は古いダムらしくなかなかいい眺めです。残念ながら、堤体上は進入禁止になっていて上がることができませんでしたが、３門のゲートから放水されているのを見ることができてとてもよかったです。
竣工から６０年以上も経ったダムはコンクリートの色も渋くて風格さえ感じました。近代産業遺産に認定してほしいようなダムでした。
ダムサイト右岸に管理所があり、そばにダムの仕様や構造を表した説明板があります。駐車場はありますが、トイレはありません。
ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードをお願いすると、職員の方よりダムカードとダムの仕様や構造などを記したパンフレットを頂くことができました。なお、ダムカードの配布は9:00～17:00（土・日・祝日を含む）です。