11月、12月の晴れの日は約9割の確率で雲海が見られるらしい
- 4.0
- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by しそまきりんごさん(男性)
備中高梁 クチコミ:27件
雲海に浮かぶ山城、備中松山城が眺められます。
お城との距離は約1.1km。
お城の姿は、木にやや隠れている上、少し小さいかなという気もしましたが、しっかり見えています。
最寄りの道路から少し坂を上がって(高さ5mほど)、すぐに櫓のような展望台があります。
わずかな距離で、車いすでは骨が折れると思いますが(単独では絶対ムリ)、お年寄りでも何とか訪れることができます。
展望台の辺りは木が切り払われ、高梁の街の方向が見えるようになっていました。
地元の方によると、秋から冬にかけて雲海が見えるそうですが、特に多いのは11月と12月で、晴れた日は9割ほどの確率で見られるとのこと。
逆に晴れていても、その日、天気が悪くなるようであれば雲海は発生しないとのことで、天気予報にも使えるそうです。
もっとも、よく晴れるからといっても、雲海の発生は、風など様々な気象条件によるので、訪れた時に見られるかは、まさに運によるのかもしれません。
なお、雲海の日は、高梁の街にいると、朝起きると薄暗く、雲が出ていて、素人にはただの曇りの日ではないかと思ってしまいます。
しかし、テレビをつけて天気予報を見ると「晴れ」となっています。
訝しげに窓の外を眺めますが、これこそがまさに吉兆。
展望台に向かう途中で標高が上がるにつれ、次第に日が差すようになり、うそのような快晴の空が現れました。
朝7時に向い、8時ころにかけて眺めましたが、日の光があたってきれいに見えました。
訪れた日は、消え始めたのは9時を過ぎてからでした。
出発時、ちょうどサンライズ出雲が踏切を通っていましたが、東京から直接アクセスして、そのままタクシーなどで向かって見ることもできそうです。
途中では、既に遅い時間なのか、帰ってくる人も多くいました(アクセスは行き止まりの1本道なので分かる)。
雲海は、朝の立ち始めはお城に近い標高の高い場所に発生し、一旦、形を整えながら下に下がります。
その後、気温の上昇とともに再びお城近くまで上昇し、薄くなり消えていくという感じでした。
9時過ぎまで雲海があったので、9時開門の備中松山城に上がり、展望台との両方で雲海を眺めることができました。
最初、地元の人から、雲海を見るなら、お城から眺めるだけで済ます人はほとんどいないと言われましたが、まさにそうで、お城からは眼下に白い雲の海が見える程度で、天空に浮かぶ城が見られる展望台からの眺めほどの感動はありません。
ただ、迫力ある雲海を間近で見ることができ、可能なら両方を眺めるのがおすすめです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 1.5
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 雲海時
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.0
- 雲海
クチコミ投稿日:2016/11/21
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