伊藤博文の生誕地を初訪問
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- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by tadさん(男性)
下松・光 クチコミ:1件
退職後、幕末維新の歴史書などを読んでいると、松陰先生の門下生で最も大活躍したのは伊藤博文だと確信するようになった。第一級の学者である伊藤之雄氏や瀧井一博氏の書いた本格的な伊藤博文論を読んでいると、かつて、あちこちで聞いた女好きの政治家という軽薄な描写はまったく、些末な一面を述べたのに過ぎないことが分かってきた。
そこで、とうとうこの伊藤公資料館にやってきた。伊藤博文に本当に関心があるならば、ここはかなり貴重な資料をみることができる。ただ、写真は一切禁止なので、いただいたプリント類などを除くと、何があったのかすぐに忘れそうだが。。だが、一度は来てよかったと思う。
資料室のようなところに伊藤博文関係の書物があったが、このコレクションは十分ではないと思った。上記の2名の著書もないのは酷い!館員はもう少し勉強してほしいものだ。郷土の名士への尊敬度が足りないのでは?
20分間の上映ビデオも近年の研究レベルを反映させて、もう少し充実させてほしい。本当に伊藤博文の活躍内容を理解している人なら、こんな内容にはならないだろう。
訪問するときの交通機関は不便極まりない。岩田駅から往復タクシーを使用したが、鉄道駅からのバスはほとんどないようなので、よそからの訪問者は苦労するだろう。今の運営方針なら私ももう行くことはないだろう。入館費用は老人割引もない。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2016/11/10
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