浄土真宗大谷派の西光寺は、開祖の了善法師が、寛永5年(1628)に江戸で創建しました。
- 3.5
- 旅行時期:2016/10(約8年前)
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by さいたまさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:136件
浄土真宗大谷派の西光寺は、開祖の了善法師が、寛永5年(1628)に江戸で創建しました。
明暦年間に火災に遭い、報恩寺境内へ移転しましたが、その後、文化8年に、現在の場所に移転したようです。
御府内寺社備考によりますと、廓玄法師により中興されたとありますので、貞享年代に一時廃寺になっていたかと思われます。
西光寺のご本尊は、丈2尺2寸の阿弥陀如来立像とのことです。
現在の西光寺は、コンクリート製の建物になっていて、近代的な造りになっています。
左衛門橋通りから西に延びた通りに面している関係もあり、入口が横になった階段の先の2階になっているのが、他の寺院には見られない独特の形態になっています。
檀家が限られている環境下、同じ狭い通り内に6寺院かひしめき合っている現状から、西光寺は、広く墓地を開放し、新たなる墓地利用者を増やしているようです。
インターネット等でも、墓地利用者を募っています。
寺院の新しい模索の動きのようです。
少子化の現在の寺院の生き方が変わってきているような感じを受けた稲荷町寺院巡りでした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/11/08
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